柴犬は飼いやすい?実際に飼っていた洋犬との比較。

柴犬は飼いやすい?実際に飼っていた洋犬との比較。

最近の新型コロナの影響で家にいる時間が長くなり、新しく犬を飼い始める人が多くなっているそうですね。
海外では保健所の犬が一気に引き取られたとかで、いいニュースですね。

そこで実際に飼っていた洋犬であるヨークシャーテリア♀と、柴犬♂の飼いやすさを比較してみます。
もちろん個体差もあると思いますが、実体験ですので新しくお家に犬を迎えようとしている方の参考になればと思います。

ヨークシャーテリア、柴犬の飼いやすさランキング

まずは一般的な特徴を紹介します。

ヨークシャーテリア 第3位

小さくて運動量が少ないので散歩が楽、ご飯の量も少ないので食費が少ない。抜け毛もしなくて甘えん坊なので初心者にはうってつけの犬種です。
実際に日本で飼われている総数は 第8位。

柴犬 ランク外(第30位以降)

小型~中型犬に分類され原種に近い犬種なので運動量は多め。独立心が強く主従関係や警戒心が強い。
実際に日本で飼われている総数は 第4位
と飼いやすさとは別で人気の高い犬種です。
参考 https://the360.life/U1301.doit?id=1318

 

そしてここからが実際に飼って感じた性格の差です。

しつけのしやすさ、言うことの覚えやすさ

あまり差はありません。
犬は賢い生き物ですので、しつけの仕方さえ間違えなければ基本的なことは覚えてくれます。
飼いにくいと言われている柴犬でさえ、「フセ」や「マテ」の号令は1週間程度で覚えました。トイレもたまに外しますがそれは柴犬に限ったことではないので仕方ないでしょう。

運動量の多さ

柴犬の方が1.5倍多く感じます。1日1時間程度なので一般的に言われている時間ですね。
柴犬だからというわけではなく、体格に比例して運動量が多く必要なのでこんなものでしょう。
ただ、柴犬は他の犬よりも飽きっぽいとも言われているので長時間の散歩では途中で飽きてしまい動かなくなることがよくあります。ウチでは一度の散歩は3-40分ですね。あとはお家で30分程度遊ぶ時間を作っています。

ご飯の量

柴犬の方が2-3倍位食べます。排泄の量も2-3倍です。
ということはご飯の代金や、ペットシーツの料金も2-3倍ですね。これは体格依存なので柴犬に限ったことではないですね。

毛の手入れ

柴犬は換毛期の抜け毛が非常に多いです。これが一番の差であり、一番柴犬の大変さだと個人的には思います。
これくらいの抜け毛が1ヶ月くらい(年に2度)続くので、抜けすぎて病気じゃないかと心配になるくらいです。
日頃からのブラッシングと掃除機とコロコロが必須です。

その代わり、通年ペットサロンに行く必要はありません。自分で手間はかかりますが費用はかかりませんね。

ヨークシャーテリアは換毛期がありませんが、1,2ヶ月ごとにカットが必要です。
抜け毛がない分ブラッシングも週に1,2度ですみますが、サロン代金がかかりますね。人間の美容院と同じくらいかかります。

警戒心の強さ

柴犬の方が何倍も強いです。
インターホンにも吠えるし、家に飼い主以外が来ると吠えます。飼い主以外には最初はなつきにくいです。オスを飼っているから余計その気が強いのかもしれません。
ヨークシャーテリアはあまり気にしている様子はないですね。
ただ、これはしつけ次第で改善はできます。

甘え方

ヨークシャーテリアの方が甘えん坊です。
ヨークシャーテリアは膝の上に乗ってきたり、遊びたい時はしっかりとおもちゃを持ってきたり意思表示します。

一方、柴犬は意思表示が苦手ですね。
構って欲しいから近づいてきたはずなのに触ると嫌がったり、足の上にちょこんと座って甘えてきたり分かりづらいです。笑 柴犬はツンデレとも言われてますね。
日本犬は番犬や狩猟犬として成長し、野性味が強いから人間との甘え方があまり上手ではない特徴があるようです。

噛み癖

柴犬は甘噛みのくせがつきやすいです。
小さい頃から甘噛みをしがちで、歯が生え変わった今もたまにします。日本犬は多いそうですね。
一方、ヨークシャーテリアは小さい頃からほとんど噛み癖はありませんでした。

吠えの多さ

あまり変わりません。
どちらも不満や警戒している時は吠えるし、無駄吠えはないです。

ケガの多さ

ヨークシャーテリアの方が多いです。
体格の差ですね。小さい分些細なことで足を怪我しやすいです。実際にヨークシャーテリアを飼っていた時は、野良猫に驚いて足を骨折してしまったことがあります。

柴犬は一緒に走っていて足を踏んでしまっても無傷だったのは驚きでした。もともと番犬や狩猟犬だったので丈夫な体のようです。思いっきり外で遊ぶ時には心配ないですね。

体臭、口臭の多さ

あまり変わりませんが、柴犬は毛が抜ける分臭くなりにくいように感じます。
ただどちらも月に一度はシャンプーをしないと獣臭さは出ます。犬は皆そうですね。
口臭もあまり違いはありませんが、どちらかというと柴犬の方が口臭が気になりますが、個体差ですね。

まとめ

大きな違いは毛の手入れです。大量の抜け毛を処理するか、月1度カットしに行くか。
その他の違いは費用や、飼い主の家族が何人で面倒を見るのか外での運動はどの程度を想定しているかが飼い犬の犬種を選ぶ際の基準になるでしょう。
ただ、これは私の経験と一般的な特徴なので個体差があります。
そして今は柴犬を飼っていてヨークシャーテリアよりかは難しい部分が多いですが、飼っていることには全く後悔もなく毎日楽しく過ごさせてもらっています。

外見や性格の好みで犬を選ぶことも多いと思いますが、犬種による違いの参考になればと思います。

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