土地の買取り手募集します!群馬山奥の農村で合計約6万㎡ 評価額2500万。広大な山林や田畑を買いませんか?価格要相談

土地の買取り手募集します!群馬山奥の農村で合計約6万㎡ 評価額2500万。広大な山林や田畑を買いませんか?価格要相談

土地の買い手を募集します!

引き継いだ山奥の土地がたくさんあり、使い方に困っています。まとめて買い取ってくれる方を募集します。

背景

祖父、祖母が亡くなり先祖代々から受け継いできたバラバラの土地を私の親が引き継ぎました。
使える建物、土地は活かしつつ新規事業の計画を私中心で計画中ですが、いかんせんバラバラの土地を活かしきる自信がありません。そのため、どなたかまとめて土地を買い取ってくれる方を募集します。

現在は残っている宅地、宅地に面した田、テニスコートのみで事業計画を練っている段階です。しかし、資金問題や人手問題もあるためこれらを全てまとめて引き取ってくれる方がいれば相談したいです。

買い取り価格は要相談となります。固定資産税の通知書によると土地、建物のトータルの評価金額は約2500万円です。
ほとんどがなんにも使われていない山や田畑の評価額です。建物も築50年の鉄骨3階建てでそのまま使えるような状態ではなく、取り壊しだけでも数千万円かかると予想しています(現在見積もり調整中)。

ここのブログ経由で何も連絡がつかなかった場合は、事業計画の内容に合わせて必要のない土地を業者に売却、都道府県の農地貸出などに出す予定です。ある程度の買い取り業者の目処はついています。

今後のトラブル防止のため、個人の場合はある程度登記や税金などの知識がある方が望ましいです。法人の方からの購入も可能です。
「この土地だけ欲しいけど手続きはよくわからない」、「とりあえず全部現地見せてから判断したい」などの方はご遠慮願います。

私の住んでいるところから遠いの土地なので本気度の高い方にのみ現地の案内は可能です。
気になった方はお気軽にコメント、お問い合わせ、メールなどください。

場所

群馬県のスキー場近くの人口約4千人の村。2030年には限界集落(65歳以上、人口比50%以上)になると予想されている村で過疎ってます。
東京駅前を起点として高速で約2時間、ICから一般道で車で約30分のところに位置しています。最寄りのコンビニまで車で5分、スーパーまでは20分かかります。

詳細な場所や面積は身バレ・悪用防止のため記載は控えさせてもらいます。
近隣トラブルも無く、嫌悪施設と呼ばれるような施設は近くにありません。車があれば近隣のスキー場、滝、国立公園に数十分でアクセス可能です。

全体概要

保有している土地を航空写真にマッピングしてみるとこのようになります。全て同一村内です。
四角いオブジェクトの大きさが大まかな土地の面積を表しています。左上の山林は約1万㎡、右の山林は約2万㎡を表しています。

(参照:GoogleMap)

保有土地内訳

合計約6万㎡の内訳はこのようになります。 2021年度の固定資産税額も記載しておきます。細かい表ですが拡大できます。

■山林、原野は明確な場所、境界線が曖昧なところだらけです。
一部行き方自体も不明な土地もあります。
近くに道路はあるのでアクセスは可能なはずですが親族で現地に行った人が残存していませんので、自力で探すか土地家屋調査士に依頼するかなどの対応が必要なところもあります。

■保安林は都道府県により指定されている土地なので好き勝手にいじれません。
その分固定資産税、不動産取得税、特別土地保有税は課税されません。相続税、贈与税の控除もあります。つまり、保安林を保有する費用はかからないけど持つことで何かを得られることはありません。メリットもデメリットもない土地ということになります。

■田と畑の土地は全て5年以上も農業はしていない土地です。
市町村によっては雑種地扱いしてくれるはずな土地ですが、登記上はいまだ田と畑になっています。田となっているところも雑草まみれですぐに水が引ける状態ではありません。

やっかいなことに田と畑は農地法で守られておりそのままの地目で売るには、買主が農業者であると認められる必要があります。
「会社員だけど近くの山林も買うからついでに畑も買っとくわ!」ということは認められません。農地のまま売るとしても農業委員会に許可を貰う必要があります。

農地ではなく宅地や雑種地などの売買自由な地目として売るとしても、その農地が転用できるかを調べる必要があります。
農林水産省による農地転用許可制度の概要や許可基準はこのようになっています。拡大できます。

(引用:農林水産省

うちの場合は第2種農地に該当する可能性はあるものの、農業委員会に問い合わせをしていないので正確にはわかっていない状況です。申請や手続きが発生するのでできれば農地のまま引き取って頂けるのが双方が一番楽だと思っています。
しかもこの農地転用をする場合は農業委員会ではなく、都道府県知事に許可申請をしなくてはいけないそうです。

国は農業従事者増やしたいなら、制度を改善したほうがよくないですかね・・・大変過ぎて完全に負の遺産ですよ

■宅地は3階建ての鉄骨の建物で延べ面積約1000㎡もあるのでそこそこ大きいですが築50年位も経っています。
一部腐ってしまっている床や壁もありそのまま使うのはほぼ不可能な状態です。取り壊しか主要部分のみを残すことを計画していますが、費用次第で方向性を考える予定です。

新規事業の拠点にしようと思ってるので宅地はあまり売るつもりはありませんが、条件次第で売却も考えます。

■雑種地としてテニスコート6面があります。3年前くらいまで使われていましたが今は全く利用されていません。
隣接した土地に車を停めることも可能で、小屋があり水道、トイレもあります。エンジンのついたコートローラーもあります。
3年以上全く使用していないので雑草がまばらに生えているので使い始めるのにそこそこの整備が必要になります。

一部の土地は東京電力管轄下の電柱、送電線が立っており敷地料金をもらっている部分もあります。他にも資材置き場として工事会社にレンタルさせていたり、国の間伐で数万円入る場所もあります。どれもいつまで使って頂けるかは不明ではありますが…

注意事項

ここの一部の土地だけ買いたいという方よりも全て買い取って頂ける形に譲りたいと思っています。お問い合わせやメール経由で真剣な検討頂ける方には詳細をお伝えします。登記簿謄本や固定資産税の通知書は開示可能です。

実際の土地は隣地との境界線が曖昧であったり、明確な場所が不明であったり、1区画なのに登記上は何個にも分割されている箇所もあるので必ずしもここで載せている情報通りというわけではない可能性があります。

聞かれそうなこと

ここまでまとめていくなかで村役場や法務局とのやり取りでわかったことで、みんなが気にしそうなことも書いておきます。

Q:いらない土地・建物なら国か村に引き取ってもらえないの?

A:国や村は引き取ってくれません。

村からすれば個人で保有している方が税金を収めてくれる収入源となります。村が引き取ると毎年の固定資産税が入らなくなり、管理責任も持つことになるのでメリットがないからです。

Q:親族から相続を拒否すればいいんじゃないの?

A:相続放棄といって全遺産を放棄するしか拒否はできません。

お金はもらうけど土地はいらない!なんて都合の良い拒否はできないようです。相続放棄をしてしまうと土地を含めた全てを1円ももらうこともできません。撤回することもできないので遺品を整理していたらお金の山が!となっても1円ももらえません。

放棄したいなら生前に必要なところだけを贈与しておいて、亡くなったタイミングでは相続放棄。そうすると村で受けざるを得なくなるはずです。あまり現実的ではありませんが、放棄したいならそのやり方しかないかと思います。

Q:今まではどうしてたの?

A:祖父、祖母、叔父などがバラバラで保有し活用することなく税金を払っていました。

保有していた人たちが全て亡くなり、今私の親一人に集中してしまったために年間の固定資産税が7万にもなってしまったわけです。今までは数人が2,3万ずつ払っていたから気にしていなかったものの、一人で年間7万払うのも大変ですし、近隣に住まなくなった現況から少しでも早く手放したいとなりました。

似たような状況の家もあるようですが村の文化なのかあまり気にしていないようで、受け継いだ人が使わずに税金を払い続けているだけのところが多いようです。

まとめ

今現在上記の土地を保有しているだけで年間7万円程度のコストがかかっています。
何万㎡もの山林や田畑を農業従事者ではない私や親類では扱いきれないので、有効活用して頂ける形に買い取って頂ければ嬉しいです。

元々はこんなバカでかい山を持ってるなら、土日に野営キャンプでもして個人で楽しめばいいやくらいに考えていました。
でも現地を確認したところあまりにもキャンプには不都合すぎるので断念しました。

断念した理由としては

・大きい山林は車で行けるところから徒歩20分以上かかること。軽トラなら行けそうなくらいの道ですが、車同士ですれ違えません。
・水道や電気を引くには山奥過ぎて難しいか、結構な値段がかかりそうなこと。
・道もなく斜面がほとんどなので入り込むこと自体も難しいこと。
・密集した木々が生えているのでテントを張るスペースすらあるか怪しいこと。
・隣地との明確な境界線が曖昧であるのでどこまで使っていいのかわからず、トラブルの原因になりやすいこと。土地家屋調査士に依頼すれば明確にしえもらえますが数十万も費用がかかりそうな感じです。
・近くに農業用のビニールハウスも立っていたりしたので行き来するだけで怪訝な顔をされること。しかもそのビニールハウスも人の土地を無断使用している外国人との噂も。

よくキャンプYouTuberが山を買いました!とか言って野営しているような山ではないです。斜面で普通の車だと入れず、テントを立てるスペースすら怪しいくらに生い茂ってますからね。

野営するなら宅地とその裏の田でやることにします。そこだけでも3000㎡くらいあるので…ということで山林を活用することを断念しました。

今は山林や農地のマッチングサイトもあるのでなんとかなるとは思ってます。手続き系で法務局、村役場、農業委員会、都道府県知事などいろんなところに申請や許可手続き、名義変更などで数万単位の費用が何度も発生しそうなのが厄介なところです。

でもこのまま放置したままだとコストだけがかかり、いずれ私に相続が回ってきてしまいます。不動産ではなくいわゆる”負”動産として引き継ぐことになってしまうことだけは避けたいですね。

少しでも気になる方やアイデア・提案のある方がいらっしゃればお気軽にお問い合わせください。

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