【使用レビュー】柴犬の爪切りはどのタイプ?オススメの道具を紹介します。

【使用レビュー】柴犬の爪切りはどのタイプ?オススメの道具を紹介します。

柴犬の爪切りの道具について、実際にいろいろ試した結果どんなものが有効なのかを紹介します。
柴犬でなくても、同じようなサイズ感の犬種でも参考になるかと思います。

柴犬の爪の形状、切りやすさ


柴犬(特に黒柴)の爪の特徴としては、
・丸くて太い(円錐形)
・表面の層が硬く、中心部分が比較的柔らかい2層構造
・黒い(黒柴の場合)

特に、硬い上に黒いため切りづらいです。犬の爪の中心部分には血管と神経が通っているため、爪が白い子の場合は爪切りをしていくとうっすらと爪の中心部分が赤く透けて見えくるので止め時がわかるのですが、爪が黒い場合は止め時がわかりにくいです。

出血させてしまうと爪切りが余計に嫌いになってしまうこともあるので、細心の注意が必要な作業です。
そしてウチのししまるは爪切りが嫌いなのでどうすればうまく切れるのかを様々な作戦をとって試行錯誤していました。

爪切りの道具はどんなものがあるのか、実際の使用感

ギロチンタイプの爪切り


ウチでも最初に使っていました。使用感としては
メリット
・穴に爪を通すだけなので、操作が楽。
・ずれにくいので爪を切り過ぎてしまう可能性は少ない。

デメリット
・切れ味が比較的良くない。(ギロチンと同様で、刃ではない部分に固定して、一枚の刃をスライドさせます。2枚の刃で挟むハサミタイプよりかは切れ味がよくないです。)
・握って使用するので、切る瞬間にズレやすく爪がきしみ嫌がりやすい。切る瞬間のきしみにもの凄い抵抗してきます。
・取り回しが少々難しいので、切るのに時間がかかる。爪の小さくない子には向いてないかもしれません。

ニッパータイプの爪切り


次に試したのがこちら。使用感としては
メリット
・切れ味が良い。体感としてはギロチンの倍。
・ギロチンのように穴に通すような操作がいらないので、小さい操作が可能。
・爪切りにかかる時間が短くなるので、愛犬に与えるストレスが軽減できる。
ウチの柴犬はこれが一番でした。

デメリット
・深爪を防止するような機能はないので、切りすぎてしまう可能性が高い。

ハサミタイプの爪切り


興味本位で試したのがこちら。使用感としては
メリット
・操作が一番楽。
・切れ味も良い。ニッパータイプと同等。

デメリット
・深爪を防止するような機能はないので、切りすぎてしまう可能性が高い。
・小さすぎて柴犬には向いていない。完全に小型犬ようですね。

電動ヤスリ


仕上げに使用しているヤスリはこちら。使用感としては
メリット
・手動のヤスリより圧倒的に楽。
・愛犬に大きな力をかけないので嫌がらない。

デメリット
・音が嫌いな子は使用させてくれない可能性がある。
・充電が必要。
・手動のヤスリと比較すると高価。(ペットサロンに連れて行くことを考えたら安価です。)

暴れさせずに切るテクニック、実際に使用している技

・高いところに愛犬を乗せながら作業する。
犬は高いところに乗せるとおとなしくなります。トリミングサロンでも高い台に乗せて作業していますよね。暴れると落ちてケガをしてしまうことを理解しているのでしょう。
その習性を利用してウチではキッチンに乗せて作業しています。もちろん落ちてしまわないように細心の注意を図って固定したり、下にクッションを敷く等の対策をして作業しています。床でやるよりか遥かに楽です。

・2人体制で、爪切り役、餌やり役に分かれてやる。
ウチの子は爪切りが嫌いで落ち着いて切らせてくれないので、一人がおやつや餌の一部を与えながら爪を切っています。
やっぱり、短時間で、気をそらせて、ご褒美を与えることでなんとか出来ています。

まとめ

柴犬にはニッパータイプの爪切りと、電動ヤスリがオススメです。
ペットサロンなどに連れていけば1000円前後でカットしてくれるのですが、無理やり爪切りをして爪切り嫌いが加速してしまうこともあるので(ウチの子がそうです)できるだけ飼い主の力で慣れさせたいところです。
爪切り嫌いになると、足先を触るだけでも嫌がる仕草をするのでどうにか克服させるように奮闘しています。

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