普段の私のキャンプ道具一式を紹介します!
基本的に私は、ソロキャンプor二人キャンプで、電車と徒歩がほとんどです。二人キャンプのときはレンタカーを使うこともありますが、そのときでも電車を使うことを前提とした道具で行きます。レンタカーを借りるところまでは結局電車を使うことが多いからです。
バックパック一個にまとまるように、軽量かつ安い道具で揃えていますので、キャンプ道具を集める際の参考にどうぞ!
この記事を読むことで次のことが理解できます。
・キャンプ道具を集めるのにかかる費用
・キャンプ道具それぞれ、スペック。重量、購入元
ソロキャンプ道具一式
・バックパック
・テント
・グランドシート
・シュラフ(寝袋)/インナーシュラフ(シュラフによる)
・マット
・チェア
・テーブル
・ガスバーナー
・ガス
・ランタン
・モーラナイフ
・クッカー
・調味料
・歯ブラシ
・ライター2種類(火が起きないとキャンプにならないので2種類推奨)
・火吹き棒
それに追加で、状況に応じて
・焚き火シート
・焼き肉網(金網)
・トング
・軍手
・ホットサンドメーカー
・ダウン系の防寒具
・ウォーターバッグ
・ヘッドライト
・ウェットティッシュ
・モバイルバッテリー
私の場合はいつもこんな感じです。
あとは個人的な物
・着替え
・いつも飲んでる薬やサプリ
・ワイヤレスイヤホン
などを最小限だけ持っていきます。
どの道具も最低限かつできるだけ軽いものを選んでいるので、リュック含めて合計9.4kg(キログラム)になり、40リットルのバックパックに全て入りきります。着替えやその日食べたい食料もバックに入り切りちょうど10kgぐらいに収まります。
全てバックパックに詰め込んだ様子がこちら。
まだバックパック内に上のへこみ部分の余裕あります。
よくある通勤リュックと比べても2倍弱くらいの大きさですね。
キャンプ場や天候に応じて、焚き火台や防寒具を持っていかなかったりするのでそのときは8kgくらいで収まりますね。
ちなみにこれで真冬以外の3シーズンのキャンプは経験済みです。温度にして-3度~30度くらいを経験しています。私は真冬キャンプはやらないのですが、これにマットを追加したりシュラフをいいものに変えれば対応はできると思います。だいたい11kgもあれば対応かと。
ちなみに、以前は60リットルのバックパックで、合計13kgぐらいの装備でキャンプをしていたのですが、本当にいろんな理由から軽量化を図りまくった結果こうなりました。理由としては、
・電車に乗るときにでかすぎて邪魔になる。
・でかすぎて本当に目立つ。
・重すぎて最寄りバス停から歩くキャンプ場の場合は、肩が10分で限界がくる。
・よくよく考えたら使ってない装備もいくつか持ち歩いていた。
などなど
だからバックパックの外側にマットやシュラフを引っ掛けることもしません。必ずバックパックに入り切ることを前提で装備を買っています。
これも私の中のキャンプコンセプトみたいなものなので、人によっては違うとは思います。
JeepとかのかっこいいSUVでキャンプ場に来る人とか、子供連れのキャンパーの人はこんなことしませんからね。あくまでも徒歩と電車ベース、ソロか二人キャンプベースでの考え方です。
不要なもの
私の経験から、以下のものはソロキャンプや徒歩キャンプには不要と考えます。
・タープ
テント以上に幅を取り重いです。日差しもキャンプの一つだと思いますし、大雨じゃない限りテントの防水性能で耐えられます。リュックに入るようなタープだとそもそもポールの背が低すぎて、タープの下に座るのがキツすぎるんですよね。格好つけたいとかならそもそも徒歩キャンプは合ってないです…
・耐熱グローブ
軍手で十分でした。そもそも熱々な状態で触るようなことをしなければいいだけ… 炭の調整もトングでできます。軍手だと心配なら軍手を2重に重ねましょう。私は800度まで耐えられる耐熱グローブを持っていますが350g(グラム)も重量がある上に、分厚すぎて使いにくくて購入直後しか使いませんでした。
・着火剤や炭
キャンプ初めたてじゃない限りいらないです。モーラナイフで薪を細かく削ったものと木の枝くらいの薪を作って火を大きくしていけば簡単に火が大きくなります。どうしても火がつかないときはティッシュでも燃やしましょう。心配な人、焚付けが苦手な人用の小道具です。
・うちわや扇子
火吹き棒が一番燃えます。火吹き棒さえあればうちわとかいりません。でも逆にうちわだけだと厳しいかもです。炭が重なった一番奥だけ火がついているってときに、火を大きくするのが難しいですし、うちわはめちゃくちゃ灰が舞います。
・レジャーシート
道具はテントの中。人間はチェアの上、必要最低限の道具だけ出せばレジャーシートなんていりません。
・ひざ掛け
あんまりにも寒いのが予想される場合はあってもいいかもしれませんが、基本は不要です。インナーシュラフやダウン系の防寒具を膝にかければ十分暖かいです。
・まな板
テーブルやクッカーの蓋とかで切れます。そもそも切らないと行けないものは持っていかないとかでもいいですね。
・調理用の包丁やナイフ
モーラナイフで十分です。モーラナイフ1本あれば薪も割れるし、具材も切れます。どこで使うかよくわからない十徳ナイフとかもいらないです。
・凝った調理器具
1回で飽きます(経験談)。スキレットとか、コーヒーミルとか、泡立て器とか、ステーキ用鉄板とか… ある程度キャンプに慣れててバックパックに余裕があれば買ってもいいと思いますよ。でもクッカーとかメスティンでも出来ますからね…
なんならそのへんに落ちてる石でステーキ焼いたこともあるので、わざわざいらなかったですね。ヒロシもやってましたし。
・串
焼きマシュマロがやりたい人だけ持っていけばいいです。金属製の箸も100均で買ったのでそれで代用もできます。
ソーセージとか昔は刺して焼いていましたけど、今では直火で網焼きかクッカーの上で焼くことの方が多いですね。あと、串はバックパックとか他の道具を刺して傷つけることが多いので、やめました。危ない危ない。そのためにケースを買うほどでもないですし。
道具詳細
道具一式の値段
私の普段のキャンプ道具を値段と重量をまとめると、以下の通りでした。クリックで拡大できます。
モバイルバッテリーとかワイヤレスイヤホンみたいな、目的がキャンプではないものは表に含めていません。含めたら9kgちょっとになるので、測定値とカタログ値の違いや誤差を考えて合計9.4kgというさっきの数字が納得しますね。
費用は合計で約7,6万でした!
私はあんまりブランドものとかに興味がないので、できるだけ軽いものをAmazonと楽天を中心に揃えているんですが、それでもこれだけかかってたことに自分でもちょっと驚きです。
ダウンとかはキャンプ用にかったわけではないのでそれらを抜けば7万以下です。
重量を気にしていなかったキャンプ始めたての頃は安さ重視だったので、4万以下だったと思います。最初にテントとかリュック含めて3万くらいで揃えた記憶があります。
道具それぞれの購入元紹介
購入したものので既に販売を中止されていたり、店舗で買ったりしていてリンクがないものがありますが、まだリンクが残っているものを紹介します。
徒歩キャンパーの人の参考になればと思います。
・バックパック 40リットル以上が目安です。軽いほうがいいですが、軽すぎるものは生地が薄いものがあるので、生地の厚さと、ポケットの数に注意。
モンベル リッジラインバッグ 40
・テント HAIKUSOUBI テント 2人用
テントは基本的に使用人数+1人のサイズで考えたほうがいいです。1人で使うなら2人用。2人で使うなら3人用という感じです。
1人用を1人で使うときはバックパックを入れる余裕があるかどうか注意ですね。シングルベッドと比べてどれくらいの大きさなのかをイメージすると自宅でもサイズがわかりやすいかと思います。
・グランドシート Amazonで購入 現在販売なし
・シュラフ Amazonで購入 現在販売なし
モンベルかナンガのシュラフに買い替え予定。
・ エアマット(枕部分付き)Amazonで購入 現在販売なし
・ チェア モンベルのチャアゼロを購入予定です。購入できれば500gの軽量化に成功します。
一応今使っている商品も載せておきます。姿形はモンベルのチェアゼロとほぼ変わらないです。現状だとケースが壊れたのでケース無しで持ち歩いているため、ケース分100gの減量に成功(?)
・折りたたみテーブル 楽天で購入
・ガスバーナー
もっと小さいのも売ってますが、これは2000円を切る上に4本の支えがある五徳で着火機能もあるのは破格!以前はコールマンのを使っていましたが重さも大きさも値段も倍以上でした。着火機能がないものだと50gくらいで売っているのでそれもアリですね。
・ランタン 小さいし、可愛くて充電式なのがかなりお気に入り。
・クッカー 楽天で購入 セット内容が多いので必要なものだけ持ち歩く
私の場合、ごはん炊く用×1,鍋用×1,焼き物用×1、お皿×1、飲み物用×1は必須としています。
・調味料 100円ショップ(ダイソー)でお弁当用のタレビンを購入
塩の瓶とかは単体で100gもあるので、塩・こしょうを持ち歩くと200gもあります。タレビンに移し替えると塩・コショウ・砂糖・醤油を持ち歩いても70gとかで済みますのでオススメです。
・歯ブラシセット ダイソーで購入
・ライター2種類 ダイソーで購入
湿気って火がつかないとか発火石が壊れて着火できないってことはよくあります。火がないとキャンプにならないので、2種類形の違うものを持っていくことをオススメします。マジで。
・火吹き棒 ダイソーで購入。
・焼き肉網 ダイソーで購入
・焚き火台
有名なピコグリルにすれば200gの軽量化はできるんですが、焚き火台は毎回使えるわけではないのと、1.5万払って200gだけかということで現状の格安焚き火台で満足しています。4回使用しても何も不満なしです。
・焚き火シート ペグは意味ないので捨てました。60cm × 80cm の大きさでも炭がたまにこぼれてしまうことがあったので、これ以上小さくするのはNGだと思います。最低でも50cm × 50cmは欲しいかなというところです。
・トング ダイソーで購入 49gしかないので大満足
・軍手 ダイソーで購入
・ホットサンドメーカー
人によってはいらないでしょうけど、これで餃子作ったり肉まん焼いたりフレントトースト作ったりするのがめちゃくちゃうまいので毎回持っていきます。むしろこれを削ってしまうとキャンプの一番の楽しみがなくなるので削れない…
・ウルトラライトダウン ユニクロで購入
・ダウンパンツ 暖かいけどダサい。ダサいのでインナータイツでもいいとは思います。でも暖かさはこっちのほうがすごい…キャンプ場は山か海が多いので風強いところ多いですからね。
・ウォーターバッグ 人によってはいらないでしょうけど、水買うのも大変だし、全然かさばらないのでいつも持っていきます。ダイソーでも類似品が売ってます。
・ヘッドライト ダイソーで購入。ランタンはテント用で、ヘッドライトは手作業用としてます。
頭じゃなくて首元にぶら下げて必要なときに使う感じでいればかなり便利です。徒歩キャンプだと手元まではっきり照らせるような強力なランタンを持っていく人はいないと思うので、あると便利ですよ。小さいですし。
・ウェットティッシュ ダイソーで購入。どこでも売ってる普通のやつ。
まとめ
8万円あればバックパック含めて10kg以下で必要な道具は揃う。春夏秋の3シーズンは対応可能。
予算さえれば8kg以下に収めることも可能だが、費用は10万円超えは確実。
真冬のキャンプをするのであれば道具一式は10万円は超え、重量も10kgを超える可能性が高い。
結局の所どこにキャンプの楽しみを置くかによるんですよね。
私の友達には、「重さなんて関係ない!持っていきたいものを持って好きなようにする!」って人もいれば「全部Snow Peakで揃えてドヤるんだ」って人もいるし、「車あるから何も考えてない」って人もいます。
私はバックパック一つで、料理をメインで手軽に楽しむ旅だと思っているので、あんまりブランド物とかどこの国が作ったとか気にしないのでこんな感じになっています。
私の場合は食べるものはいつも、キャンプ場近くの地元スーパーみたいなとこで地元っぽいものを買って楽しんでます。
お米とか小分けで売ってないものは必要な分だけ自宅から持ち込んでます。
ちなみにキャンプを始めたての頃はネットでとにかく一番安いものと、持っていた道具でなんとかしていたので、合計5万円くらいで重量は13kgぐらいでやっていました。それでも全然楽しかったし、最初にこの道具を買っておけばよかったみたいな後悔もないです。
今回の記事はあんまり関係ないですが、
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